(令和4年9月28日実施)「減塩でも美味しい献立」をお出ししました

山形県立米沢栄養大学の学生と県立4病院が連携して、山形県民の健康課題である「減塩」をテーマにしたメニューづくりに取り組んでいます。
この事業では栄養大学の学生がテーマに添った内容のメニューを提案し、コンテストを経て献立を決定します。その後各病院で試作を行いながら提供日に向けて準備しました。

そして、令和4年9月28日に「鶏肉をメインにした秋の減塩メニュー」として、それぞれの病院で患者さんに提供し、こころの医療センターでは3年ぶりに学生が来院し、調理室での体験や食事を味わった患者さんに直接感想をお聞きすることができました。

    ◇4病院統一メニュー◇

  • にんじんごはん
  • 鶏肉の洋梨みぞれあん
  • 菊入り彩りあえ
  • かぶの大葉みそかけ


<減塩のポイント>
◇にんじんごはん・・・にんじんとだしのみで炊き、うま味を引き出しています。
◇鶏肉の洋梨みぞれあえ・・・鶏肉にしっかりした味を付け、みぞれあんは塩分を加えず、玉ねぎと洋梨の甘味を活かしています。
◇菊入り彩りあえ・・・レモンの酸味にかくし味で昆布茶を加えています。
◇かぶの大葉みぞかけ・・・味噌に大葉・生姜・ごま油の風味を効かせています。

当院では、いつもの食事に近い内容にするため、果物と乳酸菌飲料もお出ししました。
嚥下調整食③はこちら
<実習の様子>