栄養管理科

栄養管理科では、患者さんの栄養状態が、維持または改善されるように多職種で栄養サポートに取り組んでいます。

入院中の食事について

医師の指示により、患者さんそれぞれに合わせた食事(一般食・特別食)を提供しています。
噛む力や飲み込む力が低下した患者さん向けに、嚥下調整食も準備しており、食事形態の詳細については、こちらよりご覧いただけます。

1.食事時間

朝食:7時30分 昼食:12時 夕食:18時
※当院では保温保冷配膳車を使用し、温かい料理や冷たい料理を適切な温度でお届けしています。

2.食事の種類

一般食 成人食、小児食、軟菜食、嚥下調整食
特別食 エネルギーコントロール食
塩分コントロール食
蛋白コントロール食
脂質コントロール食
易消化食
貧血食

3.特徴ある食事の提供

季節の郷土料理、歳時に合わせた四季折々の行事食、月のお膳、選択メニュー等を提供しています。

月の御膳

特別感のあるオリジナルメニューを提供しています。

【びっくり弁当箱】(9月3日昼食)2025年9月10日up

    ◇メニュー◇

  • ごはん
  • かつおカツ
  • 大豆ポークチャップ風
  • ポテトサラダ茶巾
  • びっ栗サラダ
  • トマトとりんごのゼリー
  • ジョア


「えっ、これって…!?」ふたを開けた瞬間、思わず声が出てしまう、楽しい驚きが詰まった今月のお膳。その名も「びっくり弁当箱」です。
まず目に飛び込んでくるのは、サクッと揚がった見た目は豚カツで実は魚のかつおカツ!
次に、みんな大好きポークチャップ…でもその正体は、大豆ミート!お肉のような味と食感に、皆さんびっくりされていました。
さらに、甘い茶巾かと思って口に入れると、ポテトサラダの味が広がる「ポテトサラダ茶巾」は、食紅を用いて紫芋風にし、中にチーズも入っています。
そして、びっ栗サラダ。その名の通り、栗が入っているのですが、意外な組み合わせに驚かれつつも、おいしいという声をたくさんいただきました。
デザートには、まるでいちごゼリーのような見た目のトマトとりんごのゼリー。甘さと酸味のバランスが絶妙でした。
「何が出てくるのかな?」というワクワク感を大切に、食事の時間が少しでも楽しく、心弾むひとときになるように。そんな思いを込めて、今月のお膳をお届けしました。
見た目も味もまるでお肉のような大豆ミート。
ポテトサラダ茶巾は、調理師が一つひとつ手で丸めて、丁寧に仕上げました。
栗たっぷり!マスタードとヨーグルトの意外な味付けです。
トマトが苦手な方も食べやすいよう、りんごジュースも加えました。
りんご缶もトッピングして華やかに。
嚥下調整食③はこちら


行事食

随時紹介していきます

【敬老の日献立】(9月15日夕食)2025年9月26日up

    ◇メニュー◇

  • 芋栗ごはん
  • なめこのみそ汁
  • 鮭の千草焼き
  • もずくの煮物
  • 青菜菊和え


残暑が続くなか、庄内地方では稲刈りが始まり、田んぼの風景にも秋の訪れを感じるようになりました。
当院では9月15日に「敬老の日献立」を提供しました。
大きな栗とさつま芋を食べやすくカットし、「芋栗ごはん」や「芋栗がゆ」にして、秋の味覚を楽しんでいただきました。
主菜には旬の美味しい鮭、副菜にはきのこや食用菊などの食材を使用し、見た目も味わいも秋らしい仕上がりになりました。
⇐こんなに大きな栗🌰でした!!




米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業


随時紹介していきます

【減塩レシピパンフレットのダウンロードはこちら】
『山形おすすめレシピ 春夏号』
『山形おすすめレシピ 秋冬号』
『山形おすすめレシピ 第3号』
『山形おすすめレシピ 第4号』
『山形おすすめレシピ 第5号』
『山形おすすめレシピ 第6号』
『山形おすすめレシピ 第7号』

米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業(山形おすすめレシピについて)2025年1月15日up

山形県立米沢栄養大学と山形県立病院栄養管理部門は、連携して本県の保健医療の質の向上、人材育成、資質の向上に取り組んでいます。

県立4病院でこれまで提供した学生コラボメニューをもとに「山形おすすめレシピ」を作成しています。どうぞご活用ください。


ダウンロードはこちら⇒『山形おすすめレシピ 第8号』(PDF 2MB)

こちらからもご覧いただけます⇒米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業
 
  
  



 
 

栄養指導について

管理栄養士による栄養指導をとおして、患者さんが食事療法を実践、継続できるようサポートしています。

【個別指導】
食事療法が欠かせない、糖尿病・腎臓病・脂質異常症・高血圧症・高度肥満症などでは、医師の指示をもとに患者さんに応じた内容で指導を行っています。
また、これらの疾患以外の様々な食事の相談にも応じますので、お気軽にご相談ください。

【集団指導】
退院後の食生活を支援するため、多職種(管理栄養士・薬剤師・看護師)による心理教育を提供する他、病棟やデイケアの要望に沿った健康教室を実施しています。
 
 


栄養管理科からのお知らせ