栄養管理科

栄養管理科では、患者さんの栄養状態が、維持または改善されるように多職種で栄養サポートに取り組んでいます。

入院中の食事について

医師の指示により、患者さんそれぞれに合わせた食事(一般食・特別食)を提供しています。
噛む力や飲み込む力が低下した患者さん向けに、嚥下調整食も準備しており、食事形態の詳細については、こちらよりご覧いただけます。

1.食事時間

朝食:7時30分 昼食:12時 夕食:18時
※当院では保温保冷配膳車を使用し、温かい料理や冷たい料理を適切な温度でお届けしています。

2.食事の種類

一般食 成人食、小児食、軟菜食、嚥下調整食
特別食 エネルギーコントロール食
塩分コントロール食
蛋白コントロール食
脂質コントロール食
易消化食
貧血食

3.特徴ある食事の提供

季節の郷土料理、歳時に合わせた四季折々の行事食、月のお膳、選択メニュー等を提供しています。

月の御膳

特別感のあるオリジナルメニューを提供しています。

【万博へ行きたいな!大阪弁当2nd】(6月4日昼食)2025年6月11日up

    ◇メニュー◇

  • ごはん
  • 串カツ風
    (串は抜いて提供しました)
  • たこ焼き
  • 根菜炊いたん
    (関西の言葉で
     「たっぷりのだし汁で
     炊いたもの」の意味)
  • 大阪漬け
  • 水ようかん
  • ジョア


大阪万博が開催されてから、早いもので1か月以上が経ちました。
当院では、2019年に『くいだおれのまち 大阪弁当』をお出ししました。今回のお膳は、そのときのメニューを活かしつつ、さらにリニューアルした『万博へ行きたいな!大阪弁当2nd』です。
松花堂弁当のふたを開けたときに、「うわ~美味しそう!」という患者さんの声が聞こえると嬉しくなります。普段とは違う給食に、「美味しかった~」ととても喜んでいただきました。
嚥下調整食③はこちら


行事食

随時紹介していきます

【土用の丑の日献立】(7月19日昼食)2025年7月25日up

    ◇メニュー◇

  • うなぎちらし寿司
  • 夕顔冷し鉢
  • 南禅寺豆腐
  • 手作り水ようかん
  • 牛乳


7月19日は『土用の丑の日』ということで、昼食にうなぎ入りちらし寿司を提供しました。患者さんも楽しみにしていた『土用の丑の日』献立。
日本では「土用の丑の日に『う』から始まるものを食べると夏負けしない」という風習があり、うなぎが食べられるようになったといわれています。
今年も暑い夏がはじまりましたが、副菜には涼しげな夕顔の冷し鉢と、庄内名産の南禅寺豆腐を付け、ひんやりと美味しい夏の味覚を味わっていただきました。手作りの水ようかんも冷たくさっぱりとしていて、暑さを和らげる一品でした。




米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業


随時紹介していきます

【減塩レシピパンフレットのダウンロードはこちら】
『山形おすすめレシピ 春夏号』
『山形おすすめレシピ 秋冬号』
『山形おすすめレシピ 第3号』
『山形おすすめレシピ 第4号』
『山形おすすめレシピ 第5号』
『山形おすすめレシピ 第6号』
『山形おすすめレシピ 第7号』

米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業(山形おすすめレシピについて)2025年1月15日up

山形県立米沢栄養大学と山形県立病院栄養管理部門は、連携して本県の保健医療の質の向上、人材育成、資質の向上に取り組んでいます。

県立4病院でこれまで提供した学生コラボメニューをもとに「山形おすすめレシピ」を作成しています。どうぞご活用ください。


ダウンロードはこちら⇒『山形おすすめレシピ 第8号』(PDF 2MB)

こちらからもご覧いただけます⇒米沢栄養大学と県立病院栄養管理部門連携事業
 
  
  



 
 

栄養指導について

管理栄養士による栄養指導をとおして、患者さんが食事療法を実践、継続できるようサポートしています。

【個別指導】
食事療法が欠かせない、糖尿病・腎臓病・脂質異常症・高血圧症・高度肥満症などでは、医師の指示をもとに患者さんに応じた内容で指導を行っています。
また、これらの疾患以外の様々な食事の相談にも応じますので、お気軽にご相談ください。

【集団指導】
退院後の食生活を支援するため、多職種(管理栄養士・薬剤師・看護師)による心理教育を提供する他、病棟やデイケアの要望に沿った健康教室を実施しています。
 
 


栄養管理科からのお知らせ