今年は雪の多い年です。庄内地方特有の地吹雪にたびたび見舞われて、通勤時などは本当に泣きたくなります。
さて、そんなやっかいな冬でも、これがあればテンションが上がる方も多いはず。それは…『寒鱈汁』です!
例年1月下旬から2月の上旬にかけては、それぞれの市や町が工夫を凝らした「寒鱈汁」のイベントを開催するのですが、昨今の新型コロナウイルスの流行により、ほとんどの企画が中止となっています。とても残念です。
しかし、ここセンは毎年やります。
地元の魚屋さんに特別にお願いして、【たらの切り身(骨あり、骨なし)、アラ、白子や肝臓(キモ)】に分けて下ごしらえしてもらいます。それを大きな釜で煮込み、新鮮なたらの旨みが詰まった寒鱈汁をお出しすることができました。
患者さんからは「やっぱり旨いの~」「贅沢な鱈汁だった」などの声がきかれ、大変喜んでいただけたようです。なんと、子ども病棟の皆さんもほとんどペロリと平らげてくれました。やっぱり、ソウルフードってすごいです。