【寒鱈汁(どんがら汁)】(2月1日昼食)


「鱈」は魚偏に雪と書くことからもわかるように、雪が降る季節に旬を迎えるマダラのことです。特に庄内地方では、二十四節気の寒の季節(1月上旬から2月上旬ころ)にマダラ(寒ダラ)の漁が盛んになります。
寒鱈汁は鱈の頭から尻尾まですべて使うのが特徴です。“どんがら”は「あら」をさす言葉で、身とぶつ切りにしたあらを煮込むこの料理はどんがら汁とも言われます。
この日の寒鱈汁は、身は新鮮でぷりぷりしており白子や肝も入った美味しい汁になりました。毎年この機会を楽しみにしている患者さんも、喜んでくださったようです。